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第11回 「レバレッジ」
■「レバレッジ」とは?
これだけは知っておきたい!外為キーワード、第11回でご紹介するのは、FXをするうえでは絶対に避けては通れない基本のワード、「レバレッジ」です。
FXでは、取引業者に一定の保証金を「担保」として預け入れることで手持ち資金の10倍、100倍といった多額の外貨を取引することができます。
では、手持ち資金よりも多くの外貨を取引できると、どんなメリットがあるのでしょうか?おさらいしてみましょう。
たとえば、1ドル=100円の時に手元に資金が10万円あったとします。この10万円で1,000ドルを買っていた場合、ドルが1円円安に動いた場合の為替差益は1,000円ですね。一方、同じ10万円を保証金として預け入れることで10万ドルを買っていれば、為替差益は100倍の10万円になります。つまり、利益が100倍になるということです。これが、いわゆる「レバレッジ効果」。ちなみに、レバレッジとは“てこの原理”を意味しています。
とはいっても、メリットばかりではありません。もしも為替レートが思惑と逆に動いた場合には、レバレッジ効果もマイナスに働きます。FXにチャレンジするのであれば、レバレッジが大きければ大きいほど、為替差益も為替差損も大きくなるということをしっかり肝に銘じておく必要があります。
■「レバレッジ」×「スワップ」で魅力倍増!
「FXのどんなところが魅力的?」と訊ねられたら、多くの人がこの「レバレッジ効果」か、前回のコラムでもご紹介した「スワップ」を挙げるのではないでしょうか。
為替差益(キャピタルゲイン)を倍増させてくれるレバレッジ効果と、継続的にインカムゲインをもたらしてくれるスワップ――それぞれ別の魅力のようにも感じられますが、この2つにはFXの魅力を大きく膨らませてくれる相乗効果もあるのです。
それが、「スワップにもレバレッジ効果がはたらく」ということです。
スワップは、保証金の額ではなく取引額をもとに計算されます。豪ドルを買っている場合にもらえるスワップが1万ドルにつき1日75円だとしましょう。この時、保証金は同じでもレバレッジを引き上げて5万ドルを買っていると、1日にもらえるスワップも75円×5倍の375円になるというわけです。
実は、レバレッジを効かせていない(レバレッジ1倍)の状態でスワップを受け取っても、その利回りは外貨預金とあまり変わりがありません。レバレッジ効果をはたらかせてこそ、スワップが本領を発揮できるともいえるのです。
記事一覧
■第1回 円キャリートレード
■第2回 「ロング」と「ショート」
■第3回 「マージンコール」と「ロスカット」
■第4回 「Ask」と「Bid」
■第5回 「ロールオーバー」
■第6回 「分別管理」と「信託保全」
■第7回 「政策金利」
■第8回 「FRB」と「FOMC」
■第9回 「ボラティリティ」
■第10回 「スワップ」
■第11回 「レバレッジ」
■第12回 「相対取引」と「取引所取引」
■第13回 「順張り」と「逆張り」
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